Live E! 〜活きた地球の環境情報〜 デジタル環境情報の中で自律的な生成/流通/加工/共有に向けて
協議会について THE CONFERENCE
概要:背景と趣旨
(1) 設立の目的
個人や組織により設置運営される「デジタル百葉箱」等が自律的に生成・取得する、気象情報や都市活動に関する情報など、広義の地球(Earth)に関する生きた(Live)環境(Environment)情報が自由に流通し共有される電子(Electronics)情報基盤を形成発展させ、自律的で自由な環境情報の利用法、安心安全で効率性の高い活動空間(=環境)の創造を目指す。 地球温暖化対応のような環境保護対策での利用はもちろんのこと、教育、公共サービス、ビジネスアプリケーションなどの分野での自由で自律的な利用法について、積極的な働きかけを行う。

(2) 設立の背景
頻発する異常気象や震災によって影響を受ける都市活動や市民生活、さらには疾病などに関して、近年のセンシングデバイスやICTの発達がより詳しい因果関係の解明や事前予知の可能性を高めている。 一方で、先進国での都市活動の変化とアジアを中心とした人口集中地域での大都市化の進展は、地球上での気象変化をより一層複雑化しており、COP3(第3回締約国会議)で採択され2005年2月に発効した京都議定書による温暖化対策等の展開も含めて、今後の経済社会活動に対して多くの変革を要請している。 こうした中、ブロードバンドが普及した日本を始めとして、インターネットへの接続性を高めた気象観測ユニット(「デジタル百葉箱」等)が登場し、低コスト化とともに観測や分析ツールも充実しつつある。これは、高度な気象観測点について、WEBカメラや関連する他のデバイスとの組み合わせによる効果、さらには、バスや鉄道といった移動体からの情報も含めて、従来の常識を超えた密度と精度、そして、リアルタイム性を伴って地球上に設置することを可能としている。それらを活用した分析や予測が、市民生活に及ぼす効果と貢献の大きさは計り知れず、市民ニーズから派生する新しいビジネスやサービスに対する期待もまた大きい。 個人および組織が自律的に設置運営する「デジタル百葉箱」等が生成する種々の地球環境に関するデジタル情報を流通させ自由に利用・加工・共有することが可能なインフラ構築を実現できれば、そこから教育、公共サービス、ならびに、ビジネス分野における新たな活動の展開により、安心安全で効率性の高い活動空間(=環境)の創造が期待される。