Live E! 〜活きた地球の環境情報〜 デジタル環境情報の中で自律的な生成/流通/加工/共有に向けて
協議会について THE CONFERENCE
概要:活動内容
(1) 教育プログラム
大学、高校、小中学校、OB組織等がそれぞれのレベルで、教育の材料として本システムならびにデータを利用し、地球環境のリアリティやコンピュータの真髄の感得に資する。例えば小学校では、デジタル百葉箱の管理を児童が行う、あるいは、実際の気象データや関連統計データを用いた課外授業を行う事によって、リアルとサイバーの一体性を感じてもらったり、そこで活躍するサイエンスやテクノロジーへの興味と理解を喚起したりしていく。 また、高校レベルでは、大学からの指導も受けつつ、3次元データ処理等による可視化、時系列処理や予測手法等の情報処理を実データにより体験できるようにする。これらについては、コンテスト形式にして賞を授与することにより活動の活性化を図ることも考える。 以上の活動に関しては佐賀大近藤教授、広島大相原教授等による積極的なリーダシップが期待できるほか、既に、JKIDS大賞受賞校(千葉県印西市立大森小学校)も積極的に参加希望している。

(2) 公共サービス
気象情報やデジタル百葉箱によるインフラ構築は、地球環境のリアリティをもたらすだけではなく、新たな公共サービスを多様に提供することの可能性をも有する。平常時の気象情報の提供のみならず、災害等の非常時に関する情報提供と デジタル百葉箱そのものが無線LANステーションとなったりデータ処理ノードとなったりする事で非常時通信システムとして動作するなど、Public Securityの一部の機能を提供することも可能となる。 また、環境科学の研究分野から注目されているようなヒートアイランドへの対処に必要な基礎データの収集、あるいは電力会社が興味を持っているような気象情報ならびにビルのエネルギー消費/制御情報との連携など、さまざまな公共サービスの可能性が予想される。 あるいは、公共輸送機関や自動車などが生成する情報を利用した道路の混雑状況の把握によって、都市部における混雑緩和や効率的な市民活動を支援するなども期待できる。

(3) ビジネス展開
以上のような情報は、ビジネス目的としても自由に利用可能とし、地球環境データの生成/収集/加工/利用に関するエンドツーエンドアーキテクチャに根ざしたシステムの構築を目指す。 それによって、各国産業活動に課せられるCO2排出削減等の温暖化対策の測定評価やブランド醸成、健康管理、商業活動支援、製造支援、あるいは自動車を含めた効率的な輸送システムの運用といったさまざまな分野でのビジネス展開とその応用が想定される。